大動脈瘤の経過観察中に気をつけることは?
2021/12/21
実家に暮らす60代の父親についての相談です。胃の辺りの不快感があって消化器科にかかり、そこで受けた超音波検査で偶然、大動脈瘤が見つかりました。精密検査の結果、すぐに手術をする必要はなく、経過を観察していくことになりましたが、日常生活で気をつけるべきことはありますか。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
大動脈瘤は、大動脈の一部が瘤(こぶ)のように膨れる病気です。動脈硬化を原因とすることが多く、無症状のことも少なくありません。瘤の大きさや形によっても異なりますが、CT(コンピューター断層撮影)検査を行い、瘤の大きさが5cm未満の場合には破裂の危険が少ないため、定期的な検査で経過を診ていくことが一般的です。
日常生活での注意点としては、日々の血圧コントロールが重要です。普段から家庭で血圧を測る習慣をつけ、血圧が急激に上昇するような激しい運動は控えるようにしましょう。また、過労や睡眠不足、ストレスなどをなるべく避けるようにしてください。
排便時に長くいきむことも血圧を上昇させますので、日ごろから便通のコントロールを心がけることも大切です。また、禁煙や塩分制限、肥満の改善、急激な温度変化を避けることも血圧の上昇を防ぎます。そのほか、腹部を圧迫するようなきついベルトや帯の着用、重い荷物を持つなどして腹部に強い力がかかることにも注意してください。
すでに、高血圧や糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などの生活習慣病にかかっている場合は、主治医に食事や生活上の注意点について相談してみるとよいでしょう。

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