赤ちゃんが激しく泣く
最終編集日:2022/1/11
概要
時間や場所にかかわらず赤ちゃんは突然泣き出します。ほとんどの親には、いくらあやしても泣きやまずに困った経験があるでしょう。
泣くことは、言葉を話すことができない赤ちゃんにとって唯一のコミュニケーション手段です。痛み、不安、空腹、温度による不快、おむつの汚れ、排尿・排便など、どんなことも泣くことで伝えようとします。不満を紛らわすとき、疲れたときなどにも泣くといわれています。
生後6〜8週をピークに以降は徐々に落ち着いていきますが、個人差もあります。
よくみられるケースとしては、疝痛(コリック)と呼ばれる消化器の不快感から激しく泣くことがあります。赤ちゃんの疝痛は原因がはっきりしないままつづくケースも多くありますが、成長とともに収まっていく場合がほとんどです。
受診の目安
救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診
□38℃以上の発熱がある
□下痢や嘔吐をしている
□血液の混じった便が出た
□お乳やミルクを飲まず、ぐったりして元気がない
□ひどい脱水症状がある
医療機関を受診
□いつもより体温が高い
□発疹や口内炎がある
□食欲があまりない
□あやしても元気がない
様子をみる
□泣きやむといつもどおり元気になる
□食欲がある
□しっかり眠っている
セルフケア
あまり感情的にならずに接することが大切です。注意が必要なのは、これまでに経験したことがないほどの激しい泣き方をしたり、逆に弱々しかったりする場合です。こうした場合はかかりつけ医に相談する、救急車を呼ぶなどの対応が必要になります。
監修
川崎医科大学 小児科学教授
中野貴司