月経前の不調
最終編集日:2022/3/31
概要
月経が始まる頃になるとイライラして精神的に不安定になったり、下腹部や腰のあたりが重だるくなったりする精神的、身体的な不調を「月経前症候群(PMS)」といいます。月経前症候群は多くの女性が経験するもので、その症状は多岐にわたります。代表的な症状は次のようなものです。
●身体的な症状
下腹部の痛み、下腹部の不快感、腰周辺の重だるさ、全身の重だるさ、乳房の張り、乳房の痛み、頭痛、眠気、むくみ、体重増加など
●精神的な症状
抑うつ感、イライラ感、不安感、緊張感、疲労感、無気力、不眠、判断力の低下など
●自律神経の症状
動悸、悪心、めまいなど
これらの症状は月経の開始とともに軽快することがほとんどですが、なかには抗精神薬などでの治療が必要になるほど重度である場合もあります。生活に支障をきたすほど症状が重い場合には、婦人科を受診したほうがよいでしょう。
セルフケア
過度のストレスや不安など心理・精神面の問題を取り除く心がけや、生活習慣を見直すことも大切です。また、原因となる基礎疾患がある場合にはその治療をきちんと受けましょう。
監修
小山嵩夫クリニック院長
小山嵩夫