ひきつけ
最終編集日:2022/1/11
概要
子どもの脳神経細胞は発達段階にあるため、急な体温の変化や外部から強い刺激を受けるとひきつけを起こすことがあります。ひきつけは、けいれんがおもな症状で、手足やからだをかたくしてつっぱる、手足をぴくぴくさせる、この両方があわさるケースなど症状の出方はさまざまです。呼びかけても応答がない(意識障害)、白目をむく、口からよだれを垂らすなどの症状もみられます。
子どもがひきつけを起こした場合は、周囲の大人があわてず落ち着いて行動することが大切です。
まず、周囲に危険物がない場所に、子どもを横向きに寝かせます。このとき無理に押さえつけてひきつけを止めようとしたり、舌をかまないようにと口のなかに手や物を入れたりしてはいけません。ひきつけは押さえれば止まるものではありません。また、口に手や物を入れるのはかまれたり、窒息や誤飲につながったりする可能性があり危険です。
受診の目安
救急車を呼ぶ・ただちに医療機関を受診
□3分たってもひきつけが収まらない
□ぐったりした状態がつづく
□呼びかけに答えない状態が続く
□ひきつけがおさまっても手足が動きにくい
医療機関を受診
□3分以内にひきつけがおさまった
□いつもより元気がない
□食欲があまりない
セルフケア
ひきつけを起こしたときの状況やつづいた時間、回数などを記録しておくと、その後の治療に役立ちます。
監修
川崎医科大学 小児科学教授
中野貴司